働く高齢者の年金増 支給額を毎年改定へ

師走の12月を迎え寒さが少しずつ厳しさを増してきているようです。今年も残り1ヶ月弱となりました。

風邪も流行してきているようで年末を迎えるにあたって体調管理が大変な時季です。

国会では相変わらず季節外れの花見問題で明け暮れているようで、様々な諸問題を抱える中で国内情勢、国外情勢などをちゃんと議論して

もらいたいものです。そんななかで厚生労働省も高齢者の年金額改定をあれやこれやと増やす方向にもっていこうとしているようですね。

 

 

【12月3日 日本経済新聞より】

厚生労働省は厚生年金をもらいながら働く65歳以上の高齢者の年金額を増やす仕組みを導入する。現状では退職時まで行われていない支給額の見直しを毎年実施するように改め、それまでに支払った保険料を反映して増額する。高齢者の就労を促す狙いがある。

導入するのは「在職定時改定」と呼ぶ仕組み。厚労省は導入時期などの詳細を詰めた上で、2020年の通常国会への法案提出をめざす。

厚生年金は原則、65歳から受給できる。一方、加入は70歳まで認められているため、厚生年金をもらい始めた後も保険料を支払う65~70歳の高齢者については、退職などで加入資格を失った際にまとめて年金額を見直す仕組みになっている。厚労省は働く高齢者が増えていることを踏まえ、厚生年金の保険料を支払う加入期間中でも年金の支給額を見直すように改める。