給与、デジタルマネー払い解禁

秋晴れの爽やかな朝を迎えました。昨日の夜空も綺麗な満月が出ていました。いい季節を実感できます。

相変わらず世界は、きな臭いニュースが溢れかえっていますが、安田さんが解放されたニュースは、何より良かったという感じです。

今朝に新聞で給与がデジタルマネー払い解禁という見出しで一面に出ていました。

以前から導入の話もありましたが、労働基準法による「通貨払いの原則」に引っかかってしまうので難しい問題とも言われていましたが、

ついにというかいよいよというか実現されます。来年の働政策審議会で審議し同年中にも労働基準法の省令を改正を目指していくようですね。

しかし現金社会で生きてきた若い方以外の世代にとっては理解しがたいものになると思います。すんなりと社会に根付いていくのは難しいかも

しれないですが、会社としては銀行を通さずに手続きができれば、従来より簡素化されるようです。

 

 

【10月25日 日本経済新聞より】

厚生労働省は企業などがデジタルマネーで給与を従業員に支払えるよう規制を見直す方針を固めた。2019年にも銀行口座を通さずにカードやスマートフォン(スマホ)の資金決済アプリなどに送金できるようにする。従業員が現金として引き出すことができ、資金を手厚く保全することなどが条件。日本のキャッシュレス化を後押しする狙いで、給与の「脱・現金」にようやく一歩踏み出す形だ。1947年制定の労働基準法は労働者への給与の支払いを「通貨で直接、労働者に全額支払うこと」と規定。その後、例外として銀行振込を認めたが、現金を原則とする骨格は変わっていない。厚労省はこの例外規定にデジタルマネーを加える方向で金融庁や関連業界と調整に入った。19年に労働政策審議会(厚労相の諮問機関)で議論に着手し、同年中にも労働基準法の省令を改正する方針だ。