労災死 3年ぶり増

昨日に続いて今日も生憎の空模様ですが、気温が20度前後で過ごしやすい感じです。このくらいの気候で一年間過ごせれば快適に過ごせる

ので仕事の効率も上がりそうな気がするのですが・・・。

昨年の労働災害が3年ぶりに増え、運送業や建設業での増加が目立ってきているようです。これから暑くなってくると外でのお仕事をされる方

などは、暑さで集中力が落ちたりすることが多くなり、仕事中での事故が増えてきやすくなります。いかに労災事故を無くしていくかの対策は、

経営者にとっての大きな課題となってきます。

対策での大切なものとしては、労災保険の加入ということになります。労災保険は一部を除いて事業を行う場合は、必ず入る必要があります。

もうすぐ大切な労働保険の手続きの時期となりますので、くれぐれも手続きを忘れないようにしてください。

 

 

【5月31日 日本経済新聞より】

2017年の労働災害による死者は前年を50人(5.4%)上回る978人で、3年ぶりに増えたことが30日、厚生労働省のまとめで分かった。運送業や建設業で増加が目立ち、同省は現場の人手不足などが背景にあるとみている。業種別では建設業が323人(前年比9.9%増)、陸上貨物運送事業が137人(同38.4%増)、製造業が160人(同9.6%減)だった。死亡原因は「墜落や転落」(258人)が最も多く、「交通事故」(202人)、「(機械などの)はさまれや巻き込まれ」(140人)が続いた。4日以上休業した死傷者は12万460人で、同2.2%増。

厚労省は運送業や建設業で需要が増え、現場の人手不足や高齢化が進んだことが増加の一因と分析。死者数が大幅に増えた運送業ではトラックの荷物の積みおろし中に転落したり挟まれたりするなど、作業中の事故が目立っており、同省は陸運事業者への安全確保策の周知などを進めている。