年金、働く高齢者に対応

昨日の雨から少し気温が下がってきました。明日は予報では雨模様で週末から又、気温が下がっていくようですね。

しまったコートが引っ張りだす必要がありそうです。

年金も支給年齢を少しづづ遅らすための施策が検討させています。高齢化が進み65歳以上でも働く方が増えてきていますので、年金の支給年齢を

70歳以降に遅らせるようにしていくようです。今日の日経新聞の社説でもありましたが、「子や孫へ年金のツケを回すのはやめよう」という年金財政の持続性を問題視した論調が載っていました。このままでは絶対に持たない年金財政を真剣に対策する必要はずっといわれ続けてきていますが、果たして先延ばしにせずに向き合うことができるのでしょうか。

 

 

【4月5日 日本経済新聞より】

高齢者の働き方に合わせて公的年金制度を見直す議論が4日、厚生労働省で始まった。今の年金は正社員の定年退職を前提にした仕組みが多く、65歳を超えても働く人や、短い時間だけ働く人のニーズとずれがある。年金をもらうのを70歳すぎに遅らせるかわりに毎月の受給額を増やす制度の具体化などが焦点になる。社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の年金部会で議論を進める。厚労省は年金制度の将来像を財政の切り口で分析する「財政検証」を5年に1度実施している。19年春にも検証をまとめ、20年の国会へ制度を見直す関連法案の提出をめざす。

具体的な議論が進むのが、年金をもらい始める時期を70歳より後にずらせるようにする仕組みだ。政府は2月に閣議決定した高齢社会対策大綱に制度の検討を盛り込んだ。健康で長く働き収入を得る人に対しては70歳を超えてから手厚い年金をもらえるようにする。今の受給開始は原則65歳で、60~70歳の間で選べる。65歳より遅らせれば0.7%ずつ毎月の受給額が増える。次の制度では70歳を超えると上乗せ率を上げるといった案を議論する。