医師残業「80時間まで」 厚労省検討会

寒い毎日ですが、今日の日中は少し気温も上がるようで3月中旬なみだそうで少しほっとするような気がします。

世の中には、いろいろな仕事がありますが特に大変であり神経も体力もすごく使うのが勤務医です。

最近は、ドラマでも様々なものがあり感動的にやっていますが、実際に病院にお世話になってみてすごく実感します。

そんな医師の方の労働時間の問題について厚生労働省で話し合いが行われています。

 

 

【1月16日 日本経済新聞より】

医師の働き方改革について話し合う厚生労働省の有識者検討会は15日、主要論点の中間整理を公表した。産業界とは別に決める医師の残業時間の上限規制については「2~6カ月平均で月80時間」など過労死認定の基準内に収めるべきだと指摘した。一方で、現場の状況とかけ離れた規制によって医療ニーズが満たせなくなる事態への懸念も示している。検討会は医師の人手不足への対応や緊急対応との両立などの課題を詰めたうえで、2018年度中に具体案を策定する。政府は昨年、一般労働者の年間の残業上限を720時間などとする働き方改革実行計画をつくった。ただ、医師は正当な理由がなければ診療や治療を拒めないとする「応召義務」との兼ね合いもあり、一律に規制することを懸念する声が根強い。中間整理では、医師の長時間労働について「他業種と比較しても抜きんでた実態にある」と強調。働き方改革を進める上で残業規制は「(過労死ラインを)超える上限時間とすることには慎重であるべきだ」と指摘した。