最低賃金 2年連続20円超上げへ

先日の豪雨からの一転、昨日、今日のいいお天気で気温も上がってきています。

蒸し暑さは、まだ大丈夫のようで朝晩も過ごしやすい日が続いていますが、九州の方では、また豪雨のようで災害が心配されます。

大阪の長居では、今日から陸上の日本選手権が始まります。有望選手たちの100Mの記録更新が期待されていますが、天気がよい

状態で迎えてもらいたいものです。

今日の日本経済新聞の報道によると、最低賃金がまた大きく上がりそうな感じです。もともと安倍政権での脱デフレ目標を掲げていますので

予測されているのですが、中小企業の負担は、ますます大きく圧し掛かってくる状況となってきます。

 

【6月23日 日本経済新聞より】

2017年度の最低賃金は、2年連続の20円超の引き上げとなりそうだ。昨年度の上げ幅は過去最高の25円で、これを上回るかが焦点となる。引き上げによって幅広い地域や業種で時給が上向く。一方で都市部ではアルバイト・パートの募集時平均時給が最低賃金を大きく上回っている。厚生労働省は27日、中央最低賃金審議会を開き17年度の最低賃金の引き上げに向けた議論を始める。現在の全国水準は加重平均で時給823円。政府は3月に策定した働き方改革実行計画で最低賃金の時給1千円を目指し、毎年3%程度引き上げる方針を明記した。計画を策定した会議には経団連の榊原定征会長や連合の神津里季生会長ら労使トップも参加しており、審議会でも大きな異論は出ないとみられる。

ただ、中小企業側からは大幅な賃上げは企業体力を奪うといった意見が強く、労働者側はさらなる引き上げを求める可能性もある。3%「程度」と含みを持たせており、25円とは言い切り難い。仮に今年度も3%の引き上げなら25円増の848円となり、今後も3%ずつ上がれば23年度に1千円を超える計算だ。