建設業の社会保険加入

3月もあと少しで終わろうかとしているのに肌寒い日が続きます。スギ花粉は、終盤を迎えつつありますが、ヒノキ花粉が待ち構えて

いますので憂鬱な感じではあります。

4月から新年度で新しいことがいろいろと始まりますが、建設業の社会保険加入について国土交通省は年金や医療、雇用の社会保険に加入して

いない建設業者を公共工事の下請けから排除する指針(ガイドライン)を定め、平成29年4月から適用されます。

平成24年2月に国土交通省が「社会保険未加入問題への対策」を発表し、「平成29年度までに建設業許可業者の100%社会保険加入が目標」

となっています。平成24年度からすでに指導強化が図られていましたが、いよいよ本格化されます。

これにより未加入業者は、国土交通省発注の工事から排除され、建設業の許可も出されなくなるようですので御注意ください。

昨今の人手不足は、建設業でも慢性化しているので益々深刻になっていくかもしれませんが、働く人にとっては職場環境の改善となり安心にと

なりますので、新たな人材の雇用に繋がっていくかもしれません。

また昨日、厚生労働省は自殺対策の国の指針となる「自殺総合対策大綱」の見直しに向けて、過労自殺対策の推進などを盛り込んだ報告書を

有識者会議に提示しました。4月に報告書を取りまとめ、今夏に新たな大綱を閣議決定するそうです。

自殺死亡率の高い現在の日本にとって何らかな改善となっていけばよいのですが・・。