雇用保険関連改正案が衆議院審議入り

昨日から結構冷え込んできているようです。今朝の気象ニュースで湖北地方に大雪情報が出ていました。

少しづつ春へと進んでいるようで逆戻りも激しい今年の弥生3月ですが、昨日から物騒なニュースがあって北朝鮮の動向も

問題になってきています。国会審議も森友学園もいいですが、もう少し建設的な意味のある討議をしてもらいたいものです。

 

昨日7日に2017年度から雇用保険料率の引き下げを盛り込んだ雇用保険法などの関連4法の改正案が衆議院本会議で審議入りしました。

その中には、ブラック企業の取り締まり強化を盛り込んだ職業安定法改正案や、育児休業を最長2年間に延ばすための育児介護休業

法改正案などがあり、3月末までに成立する見込みです。

雇用保険料率は、3年連続で下げとなり、労使とも少し負担が軽減されます。倒産や解雇によって失業した人への失業給付も延長されます。

30~44歳で保険料の支払期間が1年以上5年未満の人が対象となり、30~34歳の人は30日間延びて120日に、35~44歳の人は60日間延長し

150日となります。失業給付の日額を136~395円増やすほか、資格取得などの費用を支援する教育訓練給付も拡充されます。

また、裁判で不当解雇とされた解雇の金銭解決制度の導入について有識者会議が3日に行われましたが、議論が始まって一年半がたっても

方向性がみえないままの状態のようですね。